放浪31日目-ファイサーイ→ルアンナムター
世界放浪31日目
今日はファイサーイからルアンナムター へ移動。
朝は7;30頃にはロビーでソンテオを待つことにした。
するとすぐにソンテオが到着した。気前のいいおっちゃん。
カバンを座席に積んでくれるようだが、重たいのか扱いが少々雑である。がまあ、良しとしよう。
バスターミナルへ向かってもらう。
キロにして5、6キロくらいだろう。朝が早くなければ徒歩も考えたところだが、仕方がない。
バス停まで送ってもらい、15000キップのお支払い。
ありがとうファザー!とお礼を言うと、なんだかまるで娘を送り出すかのように送ってくれた。
ありがとうおっちゃん。
バスのチケットを買う。
ファイサーイからルアンナムターまで60000キップ。
ラオス交通費高いなあ。
早速乗り込む。
バックパックをバスの上の荷物置き場に乗せるのが不安でバス内に持ち込む事にした。
しかしそれが仇となった。
1番後ろの席を陣取り、荷物を横に置いた。
足元などに置くような広さは無い。
どうせ乗る人少ないだろうと高を括っていた。
出発5分前、
あれよあれよと人が乗り込む。
中型バスの通路にはポリバケツの積み荷が椅子背もたれくらいの高さまで積み上がる。
積み荷のポリバケツを踏み台に奥に奥にと人が乗り込む。
そう、私の15キロのバックパックは私の膝の上。バス車内は狭い。腕1本動かすのがやっとの状況。
車内は満席。満荷。
やはり荷物を預ければよかったと後悔。
学習した。
バスは定刻に重い腰を動かした。
さらに事件は起こる。
出発早々、15-20分くらいだろうか。
隣の少年が壮大なうめき声と同時にゲロッち。
ヴォアォヴォゥオェェェエ
と奇声を発しながら嘔吐。
その後30分ごとに上記繰り返し。
すると今度は前の席にいた少年がもらいゲロ。
車内は満席。逃げ場などない。
私は無心になった。無である。
時折、良さげなヤブの地帯があるとバスが止まった。トイレ休憩である。
ナチュラルなトイレである。日本語訳は野糞。
やり方は簡単。
尻が隠れそうな良さげなヤブを見つけそこで用を足すのである。
ラオ人は慣れたものである。
キレイなお姉さんも草を掻き分け藪に消えて行った。
男は簡単。そこら辺である。
ゲロまみれになりながらなんとかファイサーイの郊外バスステーションに到着。
最後に磨きを掛けるように前の席のもう1人の少年が液体ゲロをバスにぶちまけるのを目撃。
少年の口から飛び出した液体はバスのシートに染み込んでいった。
バスのシートには何が染み込んでるのか計り知れない。
バスを無事降り、ナイトマーケットなどがある市街地へ行くソンテオに乗り込む。
郊外バスステーションから市街地まで20000kip
なんかちょっと高いような気がしないでもないが、まぁ、払って乗り込む。
市街地へ到着したのは良いが、さて、宿探し。
いくつか値段を聞いて回り結局、ナイトマーケット前のマニーチャンゲストハウスと言うところに宿泊する事にした。
60000キップ。1人当たり30000キップ。
まぁ、良しとしよう。
ひとまずゲストハウスで落ち着き、
日がくれた頃、ゲストハウス目の前にあるナイトマーケットへ。
2000キップ分のカオニャオと1本2000キップの肉グシを2つ。1000キップでバナナの揚げ物を購入した。
ゲストハウスで肉と共にカオニャオを食べていると米の中に黒いものが。
蟻である。一緒に炊かれてしまったのだろうか。
2匹いた。多分何匹か食べた。
蟻は取り除いた。気にしない事にした。
肉うまい。ビアラオ飲みたい。
とまあ本日はこんな感じ。
それではまた。